いま、ここに

子持ちの博士課程学生です。「いま、ここに」生きていくための試行錯誤の記録。

一生懸命やっているつもり

4月から保育園に行き始めたこどもが、発熱本日で6日目…。

さすがにただの風邪ではないよね。

 

こどものことが心配なのはもちろん。

でも一方で自分の論文が進まないことに、涙が出てくる。

自分に「母親」という属性が増えて、私はどちらかというと複雑な気持ちになることが多い。それは自分の子供がとてつもなくいとおしいこととは別の問題だ。

どうしてみんなはあんなに「ママでも頑張る」みたいなことを明るく言えるのだろう?

昔、柔道の選手が「ママでも金」と言っていたけれど、その明るさに何か違和感を感じるのは、私が根暗だからだろうか。

 

深夜に、夫と寝ている子供の泣き声が聞こえてくる。

夫に任せてこうして文章をつづっている私は冷たい母親なのか。

 

先日目にした会話。

大学院に通い始めた小さな子供を抱えたママを励ます言葉が「無理ゲー頑張ってる自分をいっぱいほめてあげて!」…それって励ましになってなくないか???

無理ゲーなのかなあ、私がやってることも。

NVivoについて

一昨日、博士論文のあるChapterに抜本的改革が必要と気づいてしまった。

…う~む。

 

このような事態になったときには、データに戻るべし(たぶん)。


私はインタビュー内容の分析にNVivoという質的分析ソフトウェアを使っているので、NVivoを開いて、該当する部分のデータを読んだり、nodeをまとめたり、分解したり、移動したり、動かしたり…、あ、移動と動かすは一緒か。

 

と、いろいろやっているわけですが、やっぱりNVivoだけではちょっとダメ。

 

博士課程に入ったばかりのころに、人類学出身の数年先輩が「最初はNVivo使ってみたけど、データが分断されてしまう感じがしたので、自分で手でやることにしたの」と言っていて、「さすが人類学出身、ハードコア!手でやるなんて…」と心の中で思っていたが、その意味がやっとわかった。

 

NVivoにはいろんな機能がついているのだけど、なんかやっぱりデータがセグメントに分かれてしまい、全体の構造や意味が見えにくくなってしまうように思う。メモとか使えそう?と思うものもあるんだけどねえ…。

 

というわけで、愚直に内容をまとめたワードとNVivoの行ったり来たりがしばらく続きそうです。

Framework approachについても復習してみよっと!

 

今日は42754 words 

子連れ合宿の持ち物

実家に子連れ合宿に来ています!
昨年秋くらいから月に1回2泊程度で実家に滞在しています。
夫の休憩もかねて…(と私は思っているけど、本人はどう思っているのか詳細不明)。
正直、子供の世話については実家の母より夫のほうが分かっていることも多いので、実家に滞在したからと言って自分の負担がすごく減るわけではないけれど、日中論文に集中できる時間は圧倒的に増えるので、効果は多分ある…かな。
 
ということで、普段大して家事をしないが、留守の間夫が少しでも快適に過ごしてもらえればと思って結構頑張って家事をしながら、持ち物準備をしたのだけれど、頭が本当に働かず、時間のプレッシャーも重なりパニックに。
 
以前から持ち物リストは簡単に作ってあったけど、用意した持ち物をどのようにパッキングすればいいかもよくわからなくなり、「私は頭がおかしいのか??」と泣き出す始末…。
 
ということで、持ち物リストを改変して、どのようにまとめるかも一緒に書き足しました。
次にこれを見たときに、脳みそを使わず準備できることが目標。
 
まあ、子も成長するし、季節も変わるので次どうなるかわからないけども、これをもとに改変すればいいでしょう。
 
もしかして誰かの参考になれば… ならないか笑。
オムツとHDMIケーブル一緒に持ち歩く人そういないよね…
 
 
【こども(9ヶ月)】
<着替え> → ビニル袋にまとめてカゴ(大)に入れる
下着:泊数分 
外着:泊数分 
寝まき:泊数分
靴下 1足
上着 1着
予備着替え(下着・外着・スタイのセット)泊数に合わせて1-2セット
スタイ 泊数分 
 
<ケアグッズ> → カゴ(小)に入れる
オムツ 泊数×10枚
おしりふき 流せるのと流せないの
保湿剤 プロペト、ビーソフテンクリーム、ロコイド
顔ふきガーゼ(あれば)
 
<食事関係>→ スプーンとエプロンはまとめてジップロックへ 
離乳食スプーン
エプロン
マグマグ:単独でどこかに突っ込むかジップロック
離乳食
 
<だっこ紐関係> → カゴ(大)(普段の収納場所)
エルゴ
おんぶ紐
 
<普段の持ち出しグッズ> → そのままリュックへ
オムツ、おしりふき、オムツ捨て袋
ガーゼ、ウェットティッシュ、手指消毒、ティッシュ
 
【私】
<おやすみグッズ>
アイマスク、耳栓、アロマ → まとめてエコバッグに入れてリュックへ(寝室でどこかにぶら下げておけるように)
 
<筆記具など> → リュックへ
育児日記
筆記用具
 
<パソコン関係> → IKEAの袋(小)へ
パソコン、ACアダプタ (パソコンバッグごと)
ディスプレイ、ACアダプタ、HDMIケーブル
キーボード、マウス
 
<身だしなみ> → まとめてビニル袋またはエコバッグへ入れる
着替え 
 下着 泊数分マイナス1
 外着 泊数分マイナス1
 ねまき いざとなったら借りれる
母乳パッド
化粧道具
ボディクリーム 
 
*保湿剤、コンタクト等は借りる
 
今日は38877words

朝時間のすごしかた

最近夫どのの調子が悪い。

というよりも、私と夫の(心の)調子が悪い。

こんなときこそ、自分心のメンテナンスが大切。

 

前回、夜時間のことと、"organic"に時間の過ごし方を決めることを書いた。そのうえでガイドラインとなるルーティンを書いてみた。

夫の調子が悪いと、自分の思い通りにいかない要因が増える。

だから、ルーティンもその通りに行かないことが多くなる。

それでも意外と何とかなるものだから、何とかなると思うことが大切。

深呼吸、ひと呼吸して、過ごすこと。

 

昨晩もそんな夜だった。

8ヶ月の子どもはいつも夫と一緒に寝ているのだけれど、調子が悪いから夫は一緒に寝れないという。

ちなみに、子どもは10月ころからお正月までいつも夫と一緒に寝ていた。

二人で仲睦まじく寝ている姿に正直ちょっと嫉妬して、お正月に数日一緒に寝てみたが、睡眠が苦手な私では二人仲睦まじく寝るようなことにはならなかった。

というか、当たり前だけど、自分で自分が子供と一緒に寝ている姿を見ることはできない。私は夫と子供の姿を写真に撮ったりしたのだけど、夫はそんなことはしないし。一緒に寝る喜びよりも、途中で起こされるしんどさで疲労が蓄積。

ということで、夫が一緒に寝てくれていることがどれだけありがたいか、遅ればせながら痛感している。私はお昼寝を一緒にできればいいや。

話を元に戻すと、ということで、私がこどもと寝たので、寝る前のアロマやら寝たまんまヨガやら全部できなかった。4時ころ子供は目を覚まし、ギャン泣き、1時間くらい。

ああ、大変だった。

でもその割には、まあまあな朝だった。

それは、朝の過ごし方のおかげ?

 

覚えがき 朝のすごしかた

  • ヨガをする 太陽礼拝A&B 最低2回ずつ
  • 瞑想をする

今日はこれだけ。測ってみたら合計10分くらいだった。瞑想、みじか!

ビーチに行ってこれができると最高だけど、朝の時間が迫っているときは家の中でやっても良しとしよう。良しとしようと決めたら、よしとする。

 

今日は38625words

音楽はdné 

心の声を聞いて過ごす、夜時間

この数日朝早起きを試してみた。

早起きは確かにいい感じ。自分が朝型人間になれている!という満足感もある。

一方で疲れがたまったところもあって、今日の夜は仕事をせずに早く寝ようとしたのだけども、仕事をしていないからか逆に不安で眠れなくなってしまった…。

不安と焦り、怖さ、いろんな感情が湧いてきて、挙句の果てには頭痛もしてきてしまった。ああ~!怖い!!

今まで、睡眠の質を上げたいがために色々と睡眠の本を読んでみたけど、どの本にも夜は頭を使う仕事はしないようにと書いてあった。今日もそれに従ってみようと思って仕事しなかったのだけれど、今の私は無理に減らさない方がいいのかもしれない。

子育てにも言えることだけれど、原則は原則。研究で証明されたことも、統計学的に多数の人に当てはまったことでしかなく、自分にとって当てはまるかどうかはわからない。それより、その時点その時点で自分の体調と心の声に沿ったことをすることのほうが大切。

私は、自分の中で、自分の体調と心の声に基づいて行動することを「organicになる」と呼んでいる。自分はそれ一つで完全な有機体、なので自分の内部から出てくるメッセージに沿っていれば大丈夫、という意味も含めて。要は気の向くままに、ってことなんだけれども、organicに生きていれば、きっと健康になれると本気で思っている。physicalな意味だけでなく。

今まで、日々のルーティンを決めることに注力していたんだけど、ある程度のフレキシビリティーを持って、Organicな判断をしながら生きていけることのほうが大切な気がしてきた。多分練習したらできるようになるはず。

 

と言いつつ、私の寝る前に有効と思われるルーティンのメモ:

  • のどが渇いていたら水分を取る。いつもぼんやりとした不安を抱えているためか、授乳中だからか、常にのどが渇いている。漢方を溶かしたものを飲むとよい。
  • アロマディフューザーでアロマをたく。アロマはその日の気分でorganicに決める。
  • アプリ「寝たまんまヨガ」でその日の気分のものを聞く。
  • アプリ「Sleep cycle」をセットする。
  • シリコンタイプの耳栓とアイマスクをする。

ほんと、私は睡眠が上手じゃなくて困っちゃうな…。

 

今日は38218words

ログを付ける

昨年の10月くらいから、research journalみたいなものをつけている。

evernoteに書く。タイムスタンプのショートカット(ctrl+:)を知ってから、特に機能するようになった気がする。

とにかく思ったことを書く。論文の内容について気になったこと、進められなかった理由、進んだ理由、今の論文が終わったら次にやりたいこと、などなど。

時々見返して、行き詰った時にやるといいことを抜き書きして見えるような位置に書き直したりしている。

これはちょっといいかもと思って今のところ続いている。

気ままに書いたことがfree writing的な役割を果たして、ここから論文が進むことも、、、残念ながらまだないけど、ありそうだし、頭の中に浮かんだことがそのまま流れていくのがもったいなくて、思考が止まってしまうことがあったけど、今はとりあえずここに書いておけば、後で見返せる、という安心感がある。

今日もいい天気。

今朝は自転車で海岸をちょびっとお散歩してきた。

がんばって進めよう。

 

今日は37674 words

 

成功することへの恐怖

 

「成功することへの恐怖」

 

最近読んだ本に出てきた言葉。

昔、2014年ころは何かそういうものが私の中にあった。

その恐怖から逃れるために2回目の留学を企てた面もある。

久しぶりにこの言葉を見て、果たして今の自分にもその恐怖はあるのだろうか?と振り返った。少なくとも、2014年の時と同じようなものはない。

あの時は、四六時中舞台の上に立たされているような気持ちだった。

夫が私のことを「自意識過剰」だというけど、それはこの頃の経験から生まれたものののように思う。

今は、自分らしい普通の”生活”を確保できたから、恐怖はなくなったのかな。

 

そう思うと、自分は結婚に向いてなかったのではと100万回思う私でも、結婚してよかったのかもしれない。