いま、ここに

子持ちの博士課程学生です。「いま、ここに」生きていくための試行錯誤の記録。

女子会オンザロック

先日、「女子会」に行ってきた。

実は、昔参加したことのある、恋愛・パートナシップ関係のセミナーで知り合った女子2名と、いわゆる”居酒屋”にて会食だった。

うち1名は現在海外在住、もう一人も海外駐在経験があり、私も留学していたので、比較的国際感覚の高い、キャリアタイプの女性の集まりだった。

「女子会していると結婚ができない」、という話はネット上でよく目にする。
今まで自分が女子会たるものにほとんど参加したことがなかったため、あまり実感のわかない意見だったけど、この日私は痛感した。

確かに、女子3人が集まると、傷のなめあい、承認しあい、わかりあい、になるのだ。

一人の最近の恋愛話が始まった。彼女は、私からするともう永遠に感じるくらいに前から、その人との微妙な距離を保ったまま、「気になる関係」を続けている。話だけ聞いていると、彼は彼女が彼に気があることを察したうえで遊んでいる、と思えなくもない話だ。

でも、その場を目撃したわけではないし、彼と彼女との間にしかわからない雰囲気があるのかもしれないし、何より彼女はこの関係に希望を持っていそうだ、という状況において、人はあいまいな反応しかできなくなる。

私は、長いことその話を聞いてきたので、さすがに「私は、その人は違うと思う」と言えたけど、その発言はもう一人の仲間に「はっきり言うね~」と指摘されたし、それ以上私の本音、「もうその人のことはやめて次に行きなよ」とは言えなかった。

オンラインで知り合った彼と結婚に向かって進んでいる私の話にもなったけど、そういう場では、問題のない、幸せな話は今一つ盛り上がらない。結局、問題があったり、愚痴が出たりしてなんぼなんだ。

女子会における、傷のなめあい、承認しあい、わかりあい、とはこんな風な構造で生まれるのか、と妙に納得したのでした。